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[E-122] ICカードリーダー + リレーモジュール
知人から、Amazonで販売している格安の非接触型 Mifare ICカードリーダーの使い方の相談を受けました。PCのUSBに差し込むと自動的にドライバーをインストールしてくれます。テキストエディタを開いて、カードをスキャンすると「#$&$!%)’」のような」文字化けしたUID文字列が出てきます。そこで英文の説明文があるICカード(設定カード)とAmazonの商品説明を頼りにいろいろ試してみました。設定カードを3回スキャンすると、ICカードリーダーのLEDが緑色に点灯したままになります。この状態で、テキストエディタには30行の書式の文字列を繰り返し表示します。その中で29番目に出てくる「e」の書式のところで、USBブラグを抜いて、挿し直し、3回設定カードをかざすと文字化けが解消されることがわかりました。4番目の「6h-e」のところでUSBブラグを抜き、挿し直すと6桁の16進数のUIDの書式が設定されました。この状態は設定し直すまで保たれます。ここまでが準備です。次にPCとArduinoでシリアル通信を行うために、PC側のプログラムをpythonで記述し、pygameとpyserialをインストールし、UIDに紐付けされたカード番号(1~8の文字)をserial.write(byte(カード番号),’utf-8′)で送ります。Arduinno側はSerial.read()で受信・復号化し、対応する8個のリレーモジュールのON/OFFを行います。動物マークのカードはそれぞれの動物のスイッチを担当しています。実用例として、4番目には電池駆動の扇風機、8番目にはAC100V駆動のコンセント電灯を接続しました。このソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2020/08/15)[E-121] M5 Rover ミニRCカー
「marutsu」から「M5 Rover C HAT」の製品紹介メールが届いたので衝動買いしてしまいました。メカナムホイール四輪駆動の75mm四方のミニラジコンカーです。コントローラは「M5 Joy C HAT」がお勧めのようですが、例題のサンプルコードが難しそうなので、手持ちの「M5Stack Faces」に付属するゲームコントローラを使用しました。Rover C HATのサンプルコードも最初に紹介されているものは改造するのが難しそうなので、別のものを探していたら、 m5stack/M5-ProductExampleCodes/Application/RoverC_Arduino_Alone/RoverC_Arduino_Alone.ino を見つけました。これには通信機能はありませんが、前後左右の移動や回転の基本動作が簡単な関数で用意されています。これに「M5Stack Faces」から「M5StickC」へUDP通信でコントロールコード(前後左右移動、左右回転、速度増減)を送るように追加しました。私は2つのWiFiルーターを持っているのでどちらかを選択し、RoverのWiFiアドレスをコントローラに設定してペアリングします。Roverは75mm四方の小さなボディですが、動きは軽快です。M5 RoverC HAT」にはLEGOピースを取り付けるホールと付属の支柱があったので、手持ちのピースを足して台を作り、「LINE Clova miniFriends ドラえもん」(結構重い)を載せて動かすことができました。(2020/07/13)【M5 Stack Facesでコントロールします】
【M5 Rover】
【M5 Roverにドラえもんを載せる】