電子工作

[E-21] 「Adicola3」おしゃべりロボット・マグボット

素人でもロボットが作れる「パーソナル・ファブリケーション」の時代になりました。私も全くその気もなかったし、絶対に無理だと思っていたロボットをなんとか自作することができました。アリモノで作る「マッシュアップ」と試作品から修正・改良を繰り返して完成度を高める「プロトタイピング」の手法を使えば、とりあえず動くモノを作ることができます。本屋で「おしゃべりロボット・マグボット」(小池星多著・リックテレコム刊)を見つけました。この本の実験を繰り返して遂に完成に至り、「Adicola3」と命名しました。「Raspberry Pi」は「PC」と「Arduino」との中継を行うサーバーとして機能しオープンソフトの「Open Jtalk」を使用して音声の合成を行います。「Arduino」は首や頭を動かしたり目や口のLEDを制御します。新たに購入した可愛らしい小型スピーカー以外のパーツは、ほとんど今までのものを流用しました。残念ながらAIによる自動会話ではなく、PCやスマホやタブレットのブラウザの文字入力で発話し、しぐさをコントロールします。この実験の関連ソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2017/04/25)
おしゃべりロボット・マグボット

おしゃべりロボット・マグボット

「Adicola2」正面(カバーつき)

「Adicola2」正面(カバーつき)

「Adicola2」正面

「Adicola2」正面

「Adicola3」側面(Raspberry Pi)

「Adicola3」側面(Raspberry Pi)

「Adicola3」側面(Arduino UNO)

「Adicola3」側面(Arduino UNO)

「Adicola3」頭部

「Adicola3」頭部

スピーカー「Sound Core mini」

スピーカー「Sound Core mini」

「Adicola3」配線図

「Adicola3」配線図

                     

[E-20] 「Adicola2」

6脚ロボット「Adicola 1」は、歩行がうまくいかないのと、消費電力も大きいため、キャタピラー駆動の省電力型ロボットに改造し「Adicola 2」と命名しました。モータードライバー「TA7291P」によるDCモーターキャタピラー駆動、「BME280」による温度・湿度・気圧測定、サーボモータによる上下左右のカメラ回転、「LCD1602」によるIPアドレス表示、パワーオフボタン搭載です。電源には単3電池3個、モバイルバッテリ(5V2.1A)を使用しました。またラズパイのGPIOをWifi接続のブラウザからコントロールできるソフト「WebIOPi」を使用しました。なおキャタピラの駆動にはTAMIYAの「アームクローラ工作セット」と、「ツインモーターギヤーボックス」を使用しました。Python,HTML,Javascriptで記述している「WebIOPi」関連のフトウェアのデバッグに時間がかかりました。この実験の関連ソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2017/04/17)
使用パーツ一覧表

使用パーツ一覧表

「Adicola2」正面

「Adicola2」正面

「Adicola2」背面

「Adicola2」背面

「Adicola2」上面

「Adicola2」上面

「Adicola2」配線図

「Adicola2」配線図

                     

[E-19] UVライト・マジックライトペン

最近「UVレジンクラフト」が大人気だそうですが、私は初めて「UVレジン」の存在を知りました。紫外線で硬化する表面コート剤でアクセサリなどを造る際に使うそうです。太陽光でも硬化しますが、UVライトでより速く硬化します。そのUVライトが百均で売っている「マジックライトペン」で代用でき、そのパーツの紫外線LEDを「ポイント&ブックライト」のLEDと交換するとライトが固定できるという記事を見つけました。早速、「DAISO」で両者と「UVレジン」を見つけ購入しました。+とーの位置が両者で逆になっているので、そこに気をつけてハンダ付けし完成。「UVレジン」は小さなチップ抵抗をハンダ付けする際の仮固定用に使えるそうです。(2017/03/31)
UVレジン

UVレジン

ポイント&ブックライト・マジックライトペン

ポイント&ブックライト・マジックライトペン

   
UVブックライト(改造)

UVブックライト(改造)