素人でもロボットが作れる「パーソナル・ファブリケーション」の時代になりました。私も全くその気もなかったし、絶対に無理だと思っていたロボットをなんとか自作することができました。アリモノで作る「マッシュアップ」と試作品から修正・改良を繰り返して完成度を高める「プロトタイピング」の手法を使えば、とりあえず動くモノを作ることができます。本屋で「おしゃべりロボット・マグボット」(小池星多著・リックテレコム刊)を見つけました。この本の実験を繰り返して遂に完成に至り、「Adicola3」と命名しました。「Raspberry Pi」は「PC」と「Arduino」との中継を行うサーバーとして機能しオープンソフトの「Open Jtalk」を使用して音声の合成を行います。「Arduino」は首や頭を動かしたり目や口のLEDを制御します。新たに購入した可愛らしい小型スピーカー以外のパーツは、ほとんど今までのものを流用しました。残念ながらAIによる自動会話ではなく、PCやスマホやタブレットのブラウザの文字入力で発話し、しぐさをコントロールします。
この実験の関連ソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2017/04/25)
おしゃべりロボット・マグボット
「Adicola2」正面(カバーつき)
「Adicola2」正面
「Adicola3」側面(Raspberry Pi)
「Adicola3」側面(Arduino UNO)
「Adicola3」頭部
スピーカー「Sound Core mini」
「Adicola3」配線図
By t-asami •
電子工作 •