[E-128] カラー画面で蘇るMZ-80Cmini

「MZ-80Cmini」の厚紙の飾り画面を改造して画像・文字・図形・ゲームを表示しました。この記事は自作派のためのコンピュータ技術情報誌「I/O」に投稿して、2024年9月号に掲載されました。(2024/05/25)

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「MZ-80Cmini改造1」
「MZ-80Cmini改造1」
「MZ-80Cmini改造2」"
「MZ-80Cmini改造2」
「MZ-80Cmini」は「HAL研究所」が、かつての名機に「愛でて、作って、実行して、遊べる」を詰め込んで再現した、手のひらサイズのコンピュータのシリーズ第一弾で、1979 年にシャープ株式会社より発売されたパーソナルコンピュータMZ-80Cを外観はそのままに1/4サイズで再現したものです。「Raspberry Pi Model A V1.1」を内蔵して、外部モニターとキーボードを接続して機械語や「SmileBASIC」などでプログラミングして外部モニターの画面に表示するものでした。
この「Raspberry Pi Model A V1.1」を「Raspberry Pi PICO」に交換して「カラーLCD-ST7789」を「MZ-80Cmini」の画面にはめ込みました。
「MZ-80C
MZ-80C モニタ・インターフェース

「Raspberry Pi PICO」と「カラーLCD-ST7789」をはめ込んだ「MZ-80Cmini」のインターフェースをつくりました。PCとUSBケーブルで接続して、Pythonエディタ「Thonny」の機能を使ってラズピコのCURCUITPYドライブに画像データを書き込んだり、ソースコードを書き込んだりします。


サンプル動画1

サンプル動画1: ラズピコのCURCUITPYドライブに保存したビットマップ画像(240×320ピクセル)を「MZ-80Cmini」の画面に表示する。


サンプル動画2

サンプル動画2: 「フォントエディタ」で作った文字を並べてテキストを表示する。


サンプル動画3

サンプル動画3:基本図形(長方形、三角形、円、直線)を表示する。


サンプル動画4

サンプル動画4:ピンポンゲームのデモの動画です。