[E-130] M5StickCで駅舎「発車案内」

鉄道レイアウトの駅舎にある「発車案内」を「M5StickC」でつくりました。PCの「操作パネル」から「M5StickC」にデータを送り表示します。通信方式はWifiを使った「UDP通信」とUSBケーブルを使った「UART通信」の2種類を選べます。この記事は自作派のためのコンピュータ技術情報誌「I/O」に投稿して、2024年11月号に掲載されました。このソースコードのダウンロードはここをクリックしてください。(2024/10/16)


駅舎「油須原駅」
九州最古の木造駅舎「油須原駅」
鉄道レイアウト
鉄道レイアウト

「駅舎」は以前に作った「Woody JOE」の「カタコト水車小屋」を改造しました。モデルは福岡県にある平成筑豊鉄道の田川線で九州最古の木造駅舎「油須原駅」としました。


PC操作パネルとM5STICKC width=
PC操作パネルとM5STICKC
実際の時刻表を使い、2つのお知らせの表示は静止、スクロール、ブリンクに対応しています。PC内で仮想時計を使い、発車時刻に合わせて自動的に表示の切り替えができます。もちろん、手動で発車案内を表示できます。
「M5StickC画面1
「M5StickC画面1」
「M5StickC画面2」
「M5StickC画面2」
「M5StickC画3」
「M5StickC画面3」
「M5StickCPlus画面」
「M5StickCPlus画面」
「UDP通信」で説明します。Wifiネットワークを使い、PCの操作パネルからM5StickCに発車時刻データを送信します。
「M5StickC画面1」は起動画面です。ここで表示されるIPアドレスをPCのPythonソースコードに設定します。
「M5StickC画面2」はPCからの発車時刻データの受信待機中の画面です。
「M5StickC画面3」はPCからの発車時刻データを表示した画面です。
「M5StickCPlus画面」は「MZStickCPlus」でPCからの発車時刻データを表示した画面です。

「実行画面動画」
PCの操作パネルからWifiで「発車時刻データ」を送信して「M5StickC」に表示する「実行画面」の動画です。