電子工作

[E-30] マインドストームNXT2.0

5年前に購入した「LEGO MINDSTORMS NXT2.0」をやっと組み立てました。ゴムがちょっと劣化してたるみがあります。同梱ソフトのMacへのインストールが失敗するので、Macの仮想Windowsソフト「Parallels Desktop」のWindows 7にインストールしました。MacにはもともとBluetoothがありますが、認識しないので、わざわざWindows用のBluetoothUSBアダプターも購入しました。 「NXT-SW」というスクラッチ風のソフトでプログラミングします。次の4つの動作テストを行いました。これらのテストのNXT-SWプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。((2017/09/27)  
マインドストームNXT(QuickStart)

マインドストームNXT(QuickStart)



(1)左右モーター
Forward(左右正回転),Turn Right(右正回転),Backwards(左右逆回転),Turn Left(左正回転),Backwards(左右逆回転)
モーター回転(NXT-SW)

モーター回転(NXT-SW)

 

(2)カラーセンサー
このセンサーは光センサーと色センサーのモードがありますが、ここでは光センサーとして使います。このセンサーに懐中電灯の光をあてると、0.5秒間前進します。
光センサー(NXT-SW)

光センサー(NXT-SW)

 


(3)超音波センサー
車の自動停止の動作テストを行います。キャタピラをタイヤに変えました。アクセルの役目をする懐中電灯の光をあてると「カラーセンサー」が検出して「モーター」を回転して前進しますが、障害物が15cm以内にあると「超音波センサー」が検出して、自動停止します。
超音波センサー(NXT-SW)

超音波センサー(NXT-SW)

 
(4)タッチセンサー
「Start」と言って、0.5秒ごとに前進し「タッチセンサー」が壁などに衝突すると「Ah Noo!」と言って、バックし、ハンドルを右に切って前進して停止します。
タッチセンサー(NXT-SW)

タッチセンサー(NXT-SW)

 

[E-29] ミュージックベルの自動演奏

Arduino UNOによる「ミュージックベルの自動演奏」にチャレンジしました。ベルの頭用に3Dプリンタで「ハロウィン風のキャップ」を作成して着色しました。ベルを鳴らすのと同時に両目をLEDで点灯させます。LEDは電流を制限する抵抗を使う必要があります。このため回路が面倒だったのですが、電流制限抵抗内蔵のLEDを秋月電子通商で見つけたのでこれを使いました。ベルを鳴らすのに当初は棒状の振動モーターを使っていましたが、円盤状の方がパワーがあるので取り替えました。Fritzingで配線図も作りました。曲目は「埴生の宿」です。曲のデータは「音階と長さ」のペアの列で与えます。この実験のArduinoソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2017/09/14)
「ミュージックベル+LED+振動モーター(組立前)」

「ミュージックベル+LED+振動モーター(組立前)」

「ミュージックベル+LED+振動モーター(組立済)」

「ミュージックベル+LED+振動モーター(組立済)」

「ミュージックベル自動演奏装置」

「ミュージックベル自動演奏装置」

ミュージックベル自動演奏装置配線図

ミュージックベル自動演奏装置配線図

                     

[E-28] 「Adicola6」物体認識装置

「日経ソフトウェア2017年9月号」の松原拓也氏の「チャレンジ!ラズベリーパイ(第18回)」に紹介された米Jetpacの画像認識ライブラリ「DeepBeliefSDK」と英語の音声合成ソフト「eSpeak」を使って、物体認識装置を作り、「Adicola6」と命名しました。画像はGoogleの画像から適当に選び、「iPad-mini」で表示したものをラズパイの専用カメラで読み取り、結果を文字と音声で表現しました。2〜3秒で認識でき正解率は60%ぐらいでした。まだまだ学習の余地はありますが、1000種類ぐらい識別可能で手軽に認識できるのが便利です。この実験のPythonソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2017/08/20)
「Adicola6」物体認識装置

「Adicola6」物体認識装置

「Adicola6」物体認識装置配線図

「Adicola6」物体認識装置配線図