電子工作

[E-110]JETSON NANOを用いた電子工作

「Jetson Nano」は「Raspberry Pi(ラズパイ)」よりもちょっと高価ですが、GPUを積んでいて、ディープラーニングなどのAIアプリケーションを実行できる小型でパワフルなコンピューターです。しかしピン配置がラズパイと異なるため、そのままライブラリを使えないところが残念な点です。アンテナ付きネットワークカードも繋いで、電子工作用の普段使っているパーツ ディスプレイ「OLED-SSD1306」、温度・湿度・気圧計測「BME280」、カメラマウント、サーボモータードライバ「PCA9685」、DCギアードモーター、DCモータードライバ「DRV8835」、「2色発光LED」 を取り付け、次の実験をしました。 (1)WiFiのIPアドレスと温度、湿度、気圧のディスプレイ表示 (2)LEDの緑赤交互発光 (3)カメラマウントの上下左右回転 (4)DCモーターの正・逆回転 インストールしたライブラリはJetson.GPIO,Adafruit_SSD1306,Adafruit_BME280,Adafruit_PCA9685です。なおBME280のI2Cアドレスは0x77になるようにピン接続に注意して下さい。またGPIOに使ったピンはLED用として12,18,DCモーター用として38,40です。複数のI2C接続用にGROVE用のハブを使用しました。このソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。2020/02/19)
OLED,BME280

OLED,BME280

PCA9685,カメラマウント,WiFiアンテナ

PCA9685,カメラマウント,WiFiアンテナ

LED,DCギヤードモーター

LED,DCギヤードモーター

 

[E-109]メカニカル・タートルの制作

タミヤのロボクラフトシリーズで「メカニカル・タートル」を見つけたので作りました。DCモーターひとつでよちよち歩き、切替スイッチで「まえ歩き」と「うしろ歩き」ができます。これをスマホ・リモコン化してみました。このソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。(2020/02/03)
(1)「ESP32 0.96″ OLEDモジュール」とモータードライバ「DRV8835」を使ったリモコン化
メカニカル・タートル・パッケージ

メカニカル・タートル・パッケージ

メカニカル・タートル1

メカニカル・タートル1

メカニカル・タートル2

メカニカル・タートル2

メカニカル・タートル3

メカニカル・タートル3

 
(2)「obniz」を使ったリモコン化 AIロボットキット用のプログラムを拝借しました。モータードライバ不要で配線はたった2本。電源は単4型充電電池4本で動かしています。
メカニカル・タートル

メカニカル・タートル

 

[E-108] Yahboom JETBOTの制作

YahboomのJetson Nano搭載のAIリモートカー「JETBOT」を組み立てて動かしました。ゲーム用コントローラが付いていましたが、使い方がわからないので、スマホアプリでコントロールしました。(1)搭載カメラを上下左右に動かす(2)Jetbotを前後左右に動かす(3)自動追跡ー人間(4)自動追跡ーオレンジ(5)障害物回避走行です。なお自動追跡(AUTO FOLLOW)の対象は人間、犬、ハンドバッグ、ボール、ボトル、バナナ、リンゴ、オレンジ、電話、本が用意されています。 JETBOTの参考サイト(2020/01/13)
JETBOT本体

JETBOT本体

 
コントローラ

コントローラ