「Jetson Nano」は「Raspberry Pi(ラズパイ)」よりもちょっと高価ですが、GPUを積んでいて、ディープラーニングなどのAIアプリケーションを実行できる小型でパワフルなコンピューターです。しかしピン配置がラズパイと異なるため、そのままライブラリを使えないところが残念な点です。アンテナ付きネットワークカードも繋いで、電子工作用の普段使っているパーツ
ディスプレイ「OLED-SSD1306」、温度・湿度・気圧計測「BME280」、カメラマウント、サーボモータードライバ「PCA9685」、DCギアードモーター、DCモータードライバ「DRV8835」、「2色発光LED」
を取り付け、次の実験をしました。
(1)WiFiのIPアドレスと温度、湿度、気圧のディスプレイ表示
(2)LEDの緑赤交互発光
(3)カメラマウントの上下左右回転
(4)DCモーターの正・逆回転
インストールしたライブラリはJetson.GPIO,Adafruit_SSD1306,Adafruit_BME280,Adafruit_PCA9685です。なおBME280のI2Cアドレスは0x77になるようにピン接続に注意して下さい。またGPIOに使ったピンはLED用として12,18,DCモーター用として38,40です。複数のI2C接続用にGROVE用のハブを使用しました。
このソースプログラムのダウンロードはここをクリックしてください。2020/02/19)
OLED,BME280
PCA9685,カメラマウント,WiFiアンテナ
LED,DCギヤードモーター
By t-asami •
新着ニュース, 電子工作 •